【注意】あなたは酸性ストレートやっちゃだめ!メリット/デメリットを都内美容師が徹底解説します!
2022/09/01
火曜日
03-5766-0045
渋谷、原宿・美容院・Cura(クーラ)>縮毛矯正>【注意】あなたは酸性ストレートやっちゃだめ!メリット/デメリットを都内美容師が徹底解説します!
※2024 8/21追記更新
こんにちは!
表参道・原宿でパーマや縮毛矯正に精通した美容室Curaの美容薬剤オタク 森です。
今回は話題の
酸性ストレート(酸性縮毛矯正)
についてケミカル(薬剤)が得意な現役の美容師として
一般のお客様向けにどの記事よりも分かりやすく徹底解説していきたいと思います!
他の方が説明されていない一歩踏み込んだ内容もお届けしていきます。
《この記事を読んでほしい方》
・酸性ストレートに興味をお持ちの方
・酸性ストレートと酸熱トリートメントの違いを知りたい方
・やってみたいけど怖い
・すでに酸性ストレートに失敗してしまった方
・ブリーチをしていて縮毛矯正を断られてしまった方
・酸性ストレートのメリット/デメリットを知りたい!
「何がなんだかわからないよーでも髪の毛はキレイにしたい!」
インスタで「#酸性ストレート」と検索しても酸熱トリートメントや髪質改善、縮毛矯正など関係ない記事が出てきてしまってよくわかりませんよね?
そんな方に参考になると思いますので最後まで読んでいただけたらと思います!
《この記事を書いている人》
森 正臣
都内で13年美容師をやっていてパーマや縮毛矯正のような薬剤を扱う施術が得意な美容師です。(※パーマと縮毛矯正の原理は同じです。)
※新美容出版の経営とサイエンス2022年4月号にて酸性ストレート企画
※新美容出版SHINBIYO2023年5月号にて縮毛矯正とカラーの同時施術企画
縮毛矯正/酸性ストレートともに美容業界紙に出させていただくくらいには勉強できていると思うので、この記事も信頼はしていただけると思います。
美容師さん向けに薬剤ケミカルを教えるYouTubeチャンネル、ブログやっておりますので情報の信頼性を確認されたい方はぜひチェックしてみてください!
《この記事を読んだ後に》
・自分に酸性ストレートがあっているのかわかる
・酸性ストレートについて理解できる
・酸性ストレートのメリット/デメリットがわかる
自分の今の髪の毛には酸性ストレートが向いているのか、はたまた普通の縮毛矯正が向いているのか?
何か一つでも参考になる知識持って帰っていただけたらと思います。
この記事の動画バージョンはこちら
使う1剤のpHがアルカリ性であれば、通常の縮毛矯正。
使う1剤がpHが酸性であれば、酸性ストレートとなります。
なんで話題になっているのか?
それは
というイメージが大きいと思います!
美容師さん、お客様の美容化学リテラシーの向上によって、
「アルカリが髪の毛のダメージの原因だよね!」
というのはなんとなく誰にでも通じるようになってきていると思います。
※従来の通常のカラー、パーマ、縮毛矯正は上記でふれたようにアルカリ性です。
そして弱酸性ってどっちかというといいイメージですよね。
実際にこんな図を作りました⇓
中学校でやったリトマス紙のやつです。
髪の毛はpH4.5〜5.5の弱酸性領域が安定します。(等電点といいます。)
ちなみにアルカリ域のパーマや縮毛矯正はpH8〜9くらいで施術し、
酸性施術はpH4〜6くらいで施術が大まかな値です。
そんな酸性優しいイメージのもと酸性ストレートは髪の毛に優しいクセを伸ばす施術として猛プッシュされています!
しかし酸性すぎるのも髪の毛がかなりやばくなってしまうことも。
・極度のダメージ毛
・ブリーチ毛
・エイジング毛
アルカリダメージがないので従来なら縮毛矯正の施術を断られてしまうようなダメージに弱い髪質の方への施術を可能になることが酸性ストレートの大きなメリットです。
従来の縮毛矯正はアルカリで施術します。
冒頭で簡単にふれましたが、髪の毛はアルカリによってダメージします。
カラーもパーマも縮毛矯正もアルカリ施術が基本です。
髪の毛は生えてきた段階の健康毛がアルカリ防御力100だとしたら日々の生活やカラーや縮毛矯正で徐々に防御力が減ってきます。
あくまでもイメージですが、
アルカリ縮毛矯正を1回した時のアルカリ攻撃力(ダメージ)が10
酸性縮毛矯正を1回した時のアルカリ攻撃力(ダメージ)が0
・極端に痛んでしまった髪の毛
・ブリーチ毛
・エイジング毛
上記のような髪の毛は防御力は10くらい
少しでもアルカリに振ると髪の毛がビリビリになったり、ちぎれたりしてしまうので普通の縮毛矯正のアルカリ攻撃力10に耐えられないのです。
そこで酸性ストレートの出番です。
酸性ストレートはアルカリでのダメージは0なので上記のような防御力のない髪の毛に対しても施術できてしまう。
これが酸性ストレートの最強のメリットです。
・時間がかかる
・料金が高い
・クセが伸びきらないことも多い
・健康毛には向いていない
施術工程が多い分時間がかかり、薬剤コスト、導入コストも高いので料金も従来の縮毛矯正より高いです。
よくも悪くも髪の毛へのアプローチが優しいので、健康毛や強いクセ毛を伸ばし切るのが難しい側面もあります。
そもそも1剤の放置時間が通常の縮毛矯正の倍近くあったりとお店によりますが
・アルカリ縮毛矯正だと3時間
・酸性ストレートだと3時間半〜4時間
こんなイメージです。
施術料金は2〜4万円くらい
上記で説明した通り施術時間は長くなるので、その分料金は高単価になります。
健康な髪の毛を酸性ストレートでバシッとクセを伸ばすのは、なかなか難しいです。
美容師さんの中には酸性ストレートを専門にして極めている方もいるので、そんな仙人のような美容師さんに一発で当たればいいですがそんな美容師さんは1000人に1人いるかいないかだと思います。
なのでSNSやブログでみる酸性ストレートのビフォー、アフターはクセほとんどないものが多いのも事実。
髪質改善のメニューとして酸性ストレートをやっているお店も多いようです。
酸性ストレートが普通の縮毛矯正よりもクセが伸びにくいことを書いている美容師さんは少ないですが、最前線の意見はコレです。
僕も美容師の中では割とケミカルに精通している方かと自負していますが、僕よりも上をいく仙人級美容師、薬剤開発研究員の方のお話聞いても
という意見が多いです。
酸性領域=髪の毛に優しい
いい意味でも悪い意味でも髪の毛に優しいのです。
なので髪の毛には優しいけどクセを伸ばすために縮毛矯正をするならダメージが少ないからといって、酸性ストレート一択に絞るのは違うこともあります。
マニアックすぎる酸性ストレートの危険性に関して解説したブログを最後にリンク貼っておきます。
気になる方はご覧ください!
・酸性ストレートは縮毛矯正。
・酸熱トリートメントはトリートメント。
酸熱トリートメントには髪の毛の形を変える力はほとんどありませんが、酸性ストレートは縮毛矯正なのでクセを伸ばしたい場合に有効です。
髪の毛の質感をよくしたい場合は、酸熱トリートメント。
クセを伸ばしたい場合は、酸性ストレートという分類です。
さらに詳しく酸熱トリートメントについて知りたい方はこちらの記事がオススメです。
縮毛矯正なので、ある程度のクセは伸ばせます。
カラーやパーマを一度もやったことのない髪の毛に対してはあまり向いていません。
髪の毛に架橋を作ってハリコシを出します。
アイロンによって水抜きを行うタイミングで架橋が成立します。
その架橋によって少しクセが弱まったように感じや、まとまりが出ますが持続性は縮毛矯正ほどはありません。
酸性ストレートだから痛まないということはありません。
アルカリでのダメージこそありませんが、薬剤やアイロンでのダメージは確実にあります。
痛まない縮毛矯正として施術を受けるのは危険です。
〇〇〇カラーは痛まないと酸性ストレートはダメージレスとか甘い言葉をたまに目にしますが、美容室の施術の中で痛まない施術はありません。
これは紛れもない真実です。
もしこれを否定するような痛まないパーマ、縮毛矯正、ヘアカラーを発表できたとしたらノーベル賞を取れるのではないかと思います笑
何か髪の毛に施術をするということは確実に髪の毛に対して負荷はかけています。
アルカリダメージという側面では痛まないというだけで、他側面からみれば普通に痛みます。
酸性ストレートがいい場合はダメージ毛。
健康毛であれば縮毛矯正がオススメです。
ダメージ度合いにもよるので、自分で決めるというよりは信頼できる美容師さんと一緒に決めていくこと。
僕自身日々の営業で酸性ストレートを施術している訳ですが、酸性ストレートについて予約前に知っておいてほしいことがあります。
2019年から本格的に酸性ストレートを触ってきてたどり着いた答えです。
酸性ストレートを無理やり施術して髪の毛がビリビリに傷んでしまうケースは本当に多いです。
確かに痛みにくいなら
「普通の縮毛矯正よりも酸性ストレートの方がいいじゃん!」
と思う方多いと思います。
そもそも縮毛矯正をされる目的は「クセを伸ばしたい」の方が大半だと思います。
いくら痛みにくいとはいえ、クセが伸びないなら本末転倒。
上記で解説した酸熱トリートメントをクセを伸ばすことを狙って施術しても数日しかまとまらなかったという失敗もよく聞きます。
なので、僕は「それならアルカリ縮毛矯正で痛みにくいように最小限のアルカリで縮毛矯正でやる」という考えのもと施術をしています。
僕はこのあたりで縮毛矯正施術をするのが好きです。
ダメージを抑えながら、縮毛矯正の伸びの安定感はしっかりとっていく。(いいとこ取りです。)
しかし少しでもアルカリ性に振ったらやばい髪の毛
・ブリーチ毛
・細毛のエイジング毛
・過度なダメージ毛
・極度の細毛
上記のような髪の状態の時に酸性ストレートのメリットがデメリットを上回ると思うのでそんなときに酸性ストレートがおすすめです。
というかアルカリではできない場合が多いので酸性一択です。
この記事を読んでくださっている方で自分が《アルカリがやばい毛》に正確にあてはまっているか、いないかわかる方は少ないと思います。
酸性ストレートがハマる髪質の方は、アルカリより圧倒的に少ないです。
そもそもお客様が縮毛矯正の施術方法を指定して予約するのは少しリスキーです。
風邪をひいて病院に行って処方箋を自分で出す方はいませんよね?
その時の風邪の症状(髪の毛の状態)に合わせて薬(施術方法)を処方してもらうはずです。
縮毛矯正も同じです。
痛みにくいといえど髪質にあっていない施術であればクセを伸ばすという目的を果たせないこともあるので、
酸性ストレートを決め打ちして予約するのは失敗のリスクもあるので少し注意が必要です。
普通の縮毛矯正もできて、酸性ストレートもできる美容室でしっかりと毛髪診断をしてもらい適切な施術をしてもらうことが現役美容師としておすすめです。
《アルカリがやばい毛》に全く当てはまらない方に関しては無理して酸性ストレートのあるお店を選ばなくていいと思います。
逆に縮毛矯正を何度か断られてしまったような髪質の方は酸性ストレートでないとできない可能性が高いので酸性ストレートのできる美容室に相談してみましょう。
根元/中間 → 弱アルカリ性
毛先 →
酸性
と使い分けることで最小限のダメージでピシッとした仕上がり目指せます。
上記はハンドドライのみです。
ブローもアイロンも一切なしです。
難しい髪質の場合は酸性ストレートで施術します。
このような複合的な履歴がある場合は、縮毛矯正がもっとも難しいです。
この場合は根元から毛先まで酸性ストレートで施術します。
ドライのみの仕上がり。(ブローやアイロンはなし)
質感も巻けるくらい自然な仕上がりです。
デメリットの項目で酸性ストレートはクセが伸びきらないこともあると上記で解説しましたが、上手くやれば上記のようなある程度のクセでも伸ばすことはできます。
長さは絶対に短くしたくないとのオーダーのため根元から中間部分のみ施術。
ハンドドライのみ。
かなりリスクのある部分は触らないというのも一つの手です。
ハードダメージで他美容室では施術を断られしまったお客様。
かなりのリスクはありますが、リスクを許容いただき毛先まで施術することに。
プレミアムケアで対応。
ハンドドライのみでここまでなればお客様のご自宅での再現性をあります。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、下3つのパターンは割とクセが強い髪質です。
酸性ストレートのデメリットである伸びきらない可能性があるというポイントは技術力でカバーしたパターンです。
仕上がりでストレートアイロンなどは一切入れていないリアルなビフォーアフターです。
→お客様目線では特に違いはない
→痛みにくいだけ痛まないことは全然ない
・メリット
→痛みに弱い髪にもできる可能性が高い
・デメリット
→時間がかかる/効果/伸びきらないこともある
酸性ストレートは美容師にとって対応できるお客様が増える素晴らしい技術です。
しかし酸性施術がハマる髪の毛は割とせまいので、予約の際は自分で判断せずに普通の縮毛矯正で施術するべきか、酸性ストレートで施術するべきか信頼できる美容師さんにジャッチしてもらうことが大切です。
酸性ストレートをお考えの方の予約前の参考になれば嬉しいです!
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さらに詳しく知りたい方は美容師さん向けに酸性ストレートを解説している僕のブログみてもらえると参考になると思います。
»【痛まない!?】酸性ストレート/ 縮毛矯正って結局どうなん?導入必須?やり方は?全てのHOWに答える!
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渋谷の美容室Curaのトップスタイリスト 森が今回は最新の髪質改善事情についてどこよりもわかりやすく、説明できたらと気合入れて書いていきます。
【読んで欲しい方】 ・髪質改善に興味をお持ちのお客様 ・これから導入しようとお考えの美容師さん ・やってみたいと思っているお客様
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【1】髪質改善の種類 #髪質改善
インスタグラムで検索するとすごい数の髪質改善がでくると思います。
ここからが本題です。
髪質改善とほとんどの写真がひとくくりになっていますが、
2024年1月現時点では、ひとくくりにはできないんですね。
以前のブログで,
〈髪質改善の匠〉髪質改善と縮毛矯正・ストレートパーマ違い? こんにちは!
表参道・原宿美容室Curaトップスタイリスト 森です
最近のよく髪質改善と縮...
という記事書きましたので髪質改善の考え方についてご覧下さい! ざっくり4つの髪質改善があります。 さらに細かく分類はできますがお客様目線ではざっくり4種類でOKです!
▼縮毛矯正による髪質改善(酸性ストレートもココ) 効果→クセ毛に特化
▼酸熱トリートメントによる髪質改善 効果→髪のまとまり、質感に特化、弱いクセを抑える
▼システムトリートメントによる髪質改善 効果→水分/油分の補充、髪のまとまり、柔らかさUP
▼システムトリートメントと酸熱トリートメントのハイブリット 酸熱トリートメントとシステムトリートメントのいいところどり。 高価格の髪質改善はここに位置することが多いと思います。
Curaではこの4種類が可能です。 4種類できるサロンは全国でも数えることができるほどしかないのではないでしょうか?
全てを施術できるサロンの現役美容師の観点から今回書いていきますので信憑性は高いと思います。
【2】縮毛矯正による髪質改善が効果的な場合 これは縮毛矯正というメニューを髪質改善縮毛矯正or酸性ストレートとして打ち出しているパターンです。 技術の根幹は縮毛矯正です。 髪質改善縮毛矯正というメニューと打ち出されている場合は、高価な薬剤や処理剤を使って高質な仕上がりを目指す縮毛矯正での髪質改善メニューです。
↑縮毛矯正の髪質改善 くせ毛の悩みに効果は絶大です。
髪の毛へのダメージは4つの中で一番高いです。 ですが実際の見た目や触った時の質感はとても上がるので、傷んだようには感じないと思います! ダメージのある技術ではありますが、いかに傷ませないように優しい薬剤で施術できるかがポイントになってきます。 あくまでも縮毛矯正技術なので、信頼できる美容師さん美容室を探すことが失敗を避ける選び方です。
最近はダメージレスをウリにした酸性ストレート(酸性縮毛矯正)も流行っています。 決して傷まない訳ではないので注意!
酸性ストレートに関しては詳しく知りたい方はこちら
縮毛矯正のでの髪質改善をスタッフが体験レビューはこちら
【3】酸熱トリートメントによる髪質改善が効果的な場合
2020年前後に美容室界隈で一斉を風靡した酸熱トリートメント。 ↑酸熱トリートメントでの髪質改善
トリートメントとつきますが、みなさんが知っているトリートメントとは全く違います。
説明がすごく長くなってしまうので、回答だけ
グリオキシル酸・レブリン酸などの酸剤を使って髪の毛内部を擬似的に健康な状態に近づける技術です。 表面の骨格矯正がメインで最後に水抜きのためストレートアイロンを使って仕上げるので、仕上がりは驚くほどツルツルサラサラになります。 SNSに上がっているつるっつるのストレートヘアの写真は大体この類のものです。 シャンプーをするとある程度髪の毛は戻ってしまうのでずっとあんなにツルツルのわけではありません。 ずっとツルツルにしたい場合は縮毛矯正を施術することをおすすめします。
詳しく知りたい方は 【超マニアック美容師向け】酸熱トリートメント徹底解説 (グリオキシル酸・レブリン酸・グリコール酸・ジカルボン酸・マレイン酸) ご覧ください。
酸熱トリートメントでの髪質改善スタッフの体験レビューはこちら
注意点としては、正しい使い方を説明されず導入してしまった美容室も多く 「逆に痛んでしまった」 という口コミもとても多いメニューです。 今回紹介する4つの髪質改善の中で、一番予約前のリサーチが必要な髪質改善メニューです。
【4】システムトリートメントによる髪質改善
近年の髪質改善ブームによって各メーカーで髪質改善トリートメントを意識したシステムトリートメントをリリースしています。 ・ミルボン オージュアシリーズ インメトリィ 公式HP ・ホーユー バイカルテ 公式HP
・ルベル ヒタトリートメント 公式HP
名だたるメーカーが髪質改善を意識したシステムトリートメントを発売しています。 ちなみにCuraでは上記のインメトリィ、バイカルテ、ヒタトリートメント全ての施術が可能です。 こんなサロンはなかなかないと思います。 システムトリートメントでの髪質改善も髪質に対して選ばせていただきます。 ヒタトリートメントはCuraプロデュースの商材になります。 ヒタトリートメントを施術されたい方は、他のどのサロンよりヒタトリートメントに精通しているのでぜひ体感にいらしてください。
【5】高単価髪質改善トリートメント 高単価の髪質改善トリートメントの解説になります。 言葉を選ばなければ、『なんかべらぼうに高い髪質改善トリートメント』。 実際何してるの? この類の髪質改善トリートメントは、お店でのオリジナルなことが多いです。 ただだいたいの方向性は決まっていて、 ・髪の毛への水分/油分/ケラチン補給 ・酸熱トリートメントで蓋をする この二つを行うトリートメントです。 システムトリートメントでは表面の架橋が物足りなく。 酸熱トリートメントだと内部補充が足りない。 この二つのたりないところを補うのが、高価トリートメントです。
Curaでも必要な内部補修と外部補修を切り離して適切な施術を行うスペシャル髪質改善トリートメントもございます。 冒頭で酸熱トリートメントとシステムトリートメントのいいとこどりと書いたのはこれが理由です。
【6】ここまでのまとめ
長々と書いていきましたが髪質改善というワードだけでも、4つもやり方があるんですね。 そこからさらにどんな商材を使って施術していくかでも大きく変わってきます。
※注意点 酸熱トリートメント施術の仕上げにストレートアイロンを通す必要があるため信じられないほどのツヤツヤな写真が仕上げとして上がっていますが、自宅で自分で乾かした時にはああならないということは知っておく必要が有ります。 その面では現状縮毛矯正や酸性ストレートが一番再現性が高い施術です。
最後に髪質改善したいけど、どの髪質改善が自分にあっているのかヒントのなるようにまとめます。
▼各髪質改善 効果的なパターン
縮毛矯正→クセを落ち着かせたい・ドライヤーだけでまとめたい人
ダメージリスクは高いですが再現性はとても高いです。ドライのみでストレートになります。 毎朝楽にしたい方には一番おすすめです。
酸熱トリートメント→加齢毛に向いている・ハリコシを出したい人 加齢毛というのは生えてくる段階で、本来あるはずの水分量・油分も少なく痛んだ状態で髪の毛が生えてくるような状態なので、ダメージにも弱いので髪の毛の芯を架橋できる酸トリートメントが向いているように思います。 実際施術してみると施術後は髪の毛に少しハリコシがでます。 加齢毛によって髪の毛にハリコシがなくなった。 今まではうねりなどなかったけど最近出てきた。 そんな、エイジングによって髪の毛の髪質改善にもっとも向いていると思います。
クセ毛は少ししか伸びません。
システムトリートメント→髪の毛に水分や油分が足りないという人
→細毛で弱いクセ、ブリーチ毛で弱いクセ、欧米人のクセ毛の方 酸熱トリートメントよりも幅広い髪の毛に適応可能。 見た目のツヤを出したい方に向いています。 再現性、持ちは酸熱トリートメントより劣る気がします。 ※架橋がないため。
薬剤ダメージに極端に弱い髪の毛に向いています。
酸熱トリートメントよりサイエンスアクアの方がさらに薬剤によるダメージを気にしないで施術できます。 ブロー/アイロンでのダメージは酸熱トリートメントよりサイエンスアクアの方があるように思います。 両方ともクセの強い方にはあまり向きません。
【7】髪質改善についてのよくある質問 Q&A Q.実際に髪の毛はよくなってるの? A.髪の毛が修復する髪質改善メニューは2019年7月現在ではありません。 髪質改善メニューは見た目、手触りの向上がメインです。
Q.髪質改善って本当に痛まないの? A.どの施術をして髪質改善をするかにもよります。
縮毛矯正 → 薬剤でのダメージ、アイロンワーク 酸トリートメント → 急激なpHの移動、190度以上のアイロンワーク サイエンスアクア → pHの移動、アイロンワーク×2回 どの施術も髪の毛に負担がない行程はありません。 髪の毛の状態で、どの施術行程が一番負担が少ないかは信頼できる担当美容師さんに相談して施術していくことがベストです。
※痛まないというふれこみの髪質改善メニューは避けた方がいいと思います。 薬剤を勉強していれば施術で少しも痛まないということ絶対にないことを知っているからです。
Q.髪質改善でクセは伸びる? A.クセを伸ばす力はほとんどあまりありません。 クセを伸ばすことで髪質を改善していきたい場合は、縮毛矯正がオススメです。 実際にクセが伸びている場合は、弱い薬剤で縮毛矯正をやられていることがあるので注意!
Q.髪質改善はどこの美容室に行けばどういいのでしょうか?
A.髪質改善を売りにしている美容室はとても多いです。 上記でも書きましたが、どのように髪質改善していきたいかによってお店を選ぶべきです。 ・サイエンスアクアでの髪質改善をしたいならサイエンスアクアで髪質改善をしているお店 ・酸トリートメントでの髪質改善をしたい場合は、酸トリートメントでの髪質改善をしているお店 ・縮毛矯正で髪質改善をしたい場合は、縮毛矯正での髪質改善をしているお店
Curaでは、以前全ての髪質改善できましたが現在は縮毛矯正をメインで場合によって酸熱トリートメントもサイエンスアクアもできるようにしています。
【8】 髪質改善の相場や料金 髪質改善は上記で説明した通り種類があり施術内容も違います。
・縮毛矯正→17000円前後 ・酸熱トリートメント→12000円前後 ・高単価髪質改善トリートメント→12000円前後
このあたりが現在の相場になります。
【9】髪質改善の種類のまとめ 縮毛矯正→クセ毛の悩み、広がる髪をまとめたい。 酸熱トリートメント→ハリコシを出したい、まとめたい。 サイエンスアクア→つやを出したい。
ダメージリスクは他の3つに比べるとかなり高いですが、再現性・持ち・クセを伸ばす力はピカイチです。
クセ毛での悩みの場合は縮毛矯正で施術した方がいいです。
ダメージリスクに関してもしっかり薬剤について勉強していれば×ではなく△〜◯まで底上げすることは可能です。 縮毛矯正・パーマが得意な美容室ではよほどの髪でない限りで◯施術することは可能です。 髪質に合わせて美容師が髪質改善をしっかりお客様に落とし込めなくてはいけません。
クセ毛を髪質改善されたい方には、縮毛矯正の施術が有効です。 縮毛矯正での髪質改善、お悩みの方でしたら迷わずCuraにお任せください!
安心安全に縮毛矯正させてただきます。
話題の酸性ストレートについて詳しくは 【9】髪質改善種類/効果 解説動画
縮毛矯正のご相談はこちら↓
お電話でのお問い合わせでは、"ホームページを見た"とお伝え頂ければ適用いたします。 下記電話番号クリックでお店に繋がります。 03−5766−0045 東京都渋谷区神宮前6-16-13 NAIAS神宮前4F
長くなりましたが、少し参考になれば幸いです。
酸熱トリートメントに関してさらに詳しく知りたい方はマニアックな内容になりますが↓ »酸熱トリートメント徹底解説 (グリオキシル酸・レブリン酸・グリコール酸・ジカルボン酸・マレイン酸) それでもわからない方は是非僕にご相談ください☆ 美容師さん向けにパーマケミカルの解説ブログも書いていますので、さらにパーマについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。