【注意】あなたは酸性ストレートやっちゃだめ!メリット/デメリットを都内美容師が徹底解説します!
2022/09/01
第1・第3月曜日、火曜日
03-5766-0045
表参道、青山、美容院・Cura(クーラ)>縮毛矯正>【注意】あなたは酸性ストレートやっちゃだめ!メリット/デメリットを都内美容師が徹底解説します!
※2024 8/21追記更新
こんにちは!
表参道でパーマや縮毛矯正に精通した美容室Curaの美容薬剤オタク 森です。

今回は話題の
酸性ストレート(酸性縮毛矯正)
についてケミカル(薬剤)が得意な現役の美容師として
一般のお客様向けにどの記事よりも分かりやすく徹底解説していきたいと思います!
他の方が説明されていない一歩踏み込んだ内容もお届けしていきます。
《この記事を読んでほしい方》
・酸性ストレートに興味をお持ちの方
・酸性ストレートと酸熱トリートメントの違いを知りたい方
・やってみたいけど怖い
・すでに酸性ストレートに失敗してしまった方
・ブリーチをしていて縮毛矯正を断られてしまった方
・酸性ストレートのメリット/デメリットを知りたい!

「何がなんだかわからないよーでも髪の毛はキレイにしたい!」
インスタで「#酸性ストレート」と検索しても酸熱トリートメントや髪質改善、縮毛矯正など関係ない記事が出てきてしまってよくわかりませんよね?
そんな方に参考になると思いますので最後まで読んでいただけたらと思います!
《この記事を書いている人》
森 正臣
表参道の美容室Curaで美容師歴16年目。パーマや縮毛矯正のような薬剤を扱う施術を得意としています。(※パーマと縮毛矯正の原理は同じです。)

※新美容出版の経営とサイエンス2022年4月号にて酸性ストレート企画

※新美容出版SHINBIYO2023年5月号にて縮毛矯正とカラーの同時施術企画
縮毛矯正/酸性ストレートともに美容業界紙に出させていただくくらいには勉強できていると思うので、この記事も信頼はしていただけると思います。
美容師さん向けに薬剤ケミカルを教えるYouTubeチャンネル、ブログやっておりますので情報の信頼性を確認されたい方はぜひチェックしてみてください!
《この記事を読んだ後に》
・自分に酸性ストレートがあっているのかわかる
・酸性ストレートについて理解できる
・酸性ストレートのメリット/デメリットがわかる
自分の今の髪の毛には酸性ストレートが向いているのか、はたまた普通の縮毛矯正が向いているのか?
何か一つでも参考になる知識持って帰っていただけたらと思います。
この記事の動画バージョンはこちら
使う1剤のpHがアルカリ性であれば、通常の縮毛矯正。
使う1剤がpHが酸性であれば、酸性ストレートとなります。
なんで話題になっているのか?
それは

というイメージが大きいと思います!
美容師さん、お客様の美容化学リテラシーの向上によって、
「アルカリが髪の毛のダメージの原因だよね!」
というのはなんとなく誰にでも通じるようになってきていると思います。
※従来の通常のカラー、パーマ、縮毛矯正は上記でふれたようにアルカリ性です。
そして弱酸性ってどっちかというといいイメージですよね。
実際にこんな図を作りました⇓

中学校でやったリトマス紙のやつです。
髪の毛はpH4.5〜5.5の弱酸性領域が安定します。(等電点といいます。)
ちなみにアルカリ域のパーマや縮毛矯正はpH8〜9くらいで施術し、
酸性施術はpH4〜6くらいで施術が大まかな値です。
そんな酸性優しいイメージのもと酸性ストレートは髪の毛に優しいクセを伸ばす施術として猛プッシュされています!
しかし酸性すぎるのも髪の毛がかなりやばくなってしまうことも。
・極度のダメージ毛
・ブリーチ毛
・エイジング毛
アルカリダメージがないので従来なら縮毛矯正の施術を断られてしまうようなダメージに弱い髪質の方への施術を可能になることが酸性ストレートの大きなメリットです。
従来の縮毛矯正はアルカリで施術します。
冒頭で簡単にふれましたが、髪の毛はアルカリによってダメージします。
カラーもパーマも縮毛矯正もアルカリ施術が基本です。
髪の毛は生えてきた段階の健康毛がアルカリ防御力100だとしたら日々の生活やカラーや縮毛矯正で徐々に防御力が減ってきます。
あくまでもイメージですが、
アルカリ縮毛矯正を1回した時のアルカリ攻撃力(ダメージ)が10
酸性縮毛矯正を1回した時のアルカリ攻撃力(ダメージ)が0
・極端に痛んでしまった髪の毛
・ブリーチ毛
・エイジング毛
上記のような髪の毛は防御力は10くらい
少しでもアルカリに振ると髪の毛がビリビリになったり、ちぎれたりしてしまうので普通の縮毛矯正のアルカリ攻撃力10に耐えられないのです。
そこで酸性ストレートの出番です。
酸性ストレートはアルカリでのダメージは0なので上記のような防御力のない髪の毛に対しても施術できてしまう。
これが酸性ストレートの最強のメリットです。
・時間がかかる
・料金が高い
・クセが伸びきらないことも多い
・健康毛には向いていない
施術工程が多い分時間がかかり、薬剤コスト、導入コストも高いので料金も従来の縮毛矯正より高いです。
よくも悪くも髪の毛へのアプローチが優しいので、健康毛や強いクセ毛を伸ばし切るのが難しい側面もあります。
そもそも1剤の放置時間が通常の縮毛矯正の倍近くあったりとお店によりますが
・アルカリ縮毛矯正だと3時間
・酸性ストレートだと3時間半〜4時間
こんなイメージです。
施術料金は2〜4万円くらい
上記で説明した通り施術時間は長くなるので、その分料金は高単価になります。
健康な髪の毛を酸性ストレートでバシッとクセを伸ばすのは、なかなか難しいです。
美容師さんの中には酸性ストレートを専門にして極めている方もいるので、そんな仙人のような美容師さんに一発で当たればいいですがそんな美容師さんは1000人に1人いるかいないかだと思います。
なのでSNSやブログでみる酸性ストレートのビフォー、アフターはクセほとんどないものが多いのも事実。
髪質改善のメニューとして酸性ストレートをやっているお店も多いようです。
酸性ストレートが普通の縮毛矯正よりもクセが伸びにくいことを書いている美容師さんは少ないですが、最前線の意見はコレです。
僕も美容師の中では割とケミカルに精通している方かと自負していますが、僕よりも上をいく仙人級美容師、薬剤開発研究員の方のお話聞いても

という意見が多いです。
酸性領域=髪の毛に優しい
いい意味でも悪い意味でも髪の毛に優しいのです。
なので髪の毛には優しいけどクセを伸ばすために縮毛矯正をするならダメージが少ないからといって、酸性ストレート一択に絞るのは違うこともあります。
マニアックすぎる酸性ストレートの危険性に関して解説したブログを最後にリンク貼っておきます。
気になる方はご覧ください!
・酸性ストレートは縮毛矯正。
・酸熱トリートメントはトリートメント。
酸熱トリートメントには髪の毛の形を変える力はほとんどありませんが、酸性ストレートは縮毛矯正なのでクセを伸ばしたい場合に有効です。
髪の毛の質感をよくしたい場合は、酸熱トリートメント。
クセを伸ばしたい場合は、酸性ストレートという分類です。
さらに詳しく酸熱トリートメントについて知りたい方はこちらの記事がオススメです。
縮毛矯正なので、ある程度のクセは伸ばせます。
カラーやパーマを一度もやったことのない髪の毛に対してはあまり向いていません。
髪の毛に架橋を作ってハリコシを出します。
アイロンによって水抜きを行うタイミングで架橋が成立します。
その架橋によって少しクセが弱まったように感じや、まとまりが出ますが持続性は縮毛矯正ほどはありません。
酸性ストレートだから痛まないということはありません。
アルカリでのダメージこそありませんが、薬剤やアイロンでのダメージは確実にあります。
痛まない縮毛矯正として施術を受けるのは危険です。
〇〇〇カラーは痛まないと酸性ストレートはダメージレスとか甘い言葉をたまに目にしますが、美容室の施術の中で痛まない施術はありません。
これは紛れもない真実です。
もしこれを否定するような痛まないパーマ、縮毛矯正、ヘアカラーを発表できたとしたらノーベル賞を取れるのではないかと思います笑
何か髪の毛に施術をするということは確実に髪の毛に対して負荷はかけています。
アルカリダメージという側面では痛まないというだけで、他側面からみれば普通に痛みます。

酸性ストレートがいい場合はダメージ毛。
健康毛であれば縮毛矯正がオススメです。
ダメージ度合いにもよるので、自分で決めるというよりは信頼できる美容師さんと一緒に決めていくこと。
僕自身日々の営業で酸性ストレートを施術している訳ですが、酸性ストレートについて予約前に知っておいてほしいことがあります。

2019年から本格的に酸性ストレートを触ってきてたどり着いた答えです。
酸性ストレートを無理やり施術して髪の毛がビリビリに傷んでしまうケースは本当に多いです。
確かに痛みにくいなら
「普通の縮毛矯正よりも酸性ストレートの方がいいじゃん!」
と思う方多いと思います。
そもそも縮毛矯正をされる目的は「クセを伸ばしたい」の方が大半だと思います。
いくら痛みにくいとはいえ、クセが伸びないなら本末転倒。
上記で解説した酸熱トリートメントをクセを伸ばすことを狙って施術しても数日しかまとまらなかったという失敗もよく聞きます。
なので、僕は「それならアルカリ縮毛矯正で痛みにくいように最小限のアルカリで縮毛矯正でやる」という考えのもと施術をしています。

僕はこのあたりで縮毛矯正施術をするのが好きです。
ダメージを抑えながら、縮毛矯正の伸びの安定感はしっかりとっていく。(いいとこ取りです。)
しかし少しでもアルカリ性に振ったらやばい髪の毛
・ブリーチ毛
・細毛のエイジング毛
・過度なダメージ毛
・極度の細毛
上記のような髪の状態の時に酸性ストレートのメリットがデメリットを上回ると思うのでそんなときに酸性ストレートがおすすめです。
というかアルカリではできない場合が多いので酸性一択です。
この記事を読んでくださっている方で自分が《アルカリがやばい毛》に正確にあてはまっているか、いないかわかる方は少ないと思います。
酸性ストレートがハマる髪質の方は、アルカリより圧倒的に少ないです。
そもそもお客様が縮毛矯正の施術方法を指定して予約するのは少しリスキーです。
風邪をひいて病院に行って処方箋を自分で出す方はいませんよね?
その時の風邪の症状(髪の毛の状態)に合わせて薬(施術方法)を処方してもらうはずです。
縮毛矯正も同じです。
痛みにくいといえど髪質にあっていない施術であればクセを伸ばすという目的を果たせないこともあるので、
酸性ストレートを決め打ちして予約するのは失敗のリスクもあるので少し注意が必要です。
普通の縮毛矯正もできて、酸性ストレートもできる美容室でしっかりと毛髪診断をしてもらい適切な施術をしてもらうことが現役美容師としておすすめです。
《アルカリがやばい毛》に全く当てはまらない方に関しては無理して酸性ストレートのあるお店を選ばなくていいと思います。
逆に縮毛矯正を何度か断られてしまったような髪質の方は酸性ストレートでないとできない可能性が高いので酸性ストレートのできる美容室に相談してみましょう。


根元/中間 → 弱アルカリ性
毛先 →
酸性

と使い分けることで最小限のダメージでピシッとした仕上がり目指せます。
上記はハンドドライのみです。
ブローもアイロンも一切なしです。
難しい髪質の場合は酸性ストレートで施術します。

このような複合的な履歴がある場合は、縮毛矯正がもっとも難しいです。
この場合は根元から毛先まで酸性ストレートで施術します。

ドライのみの仕上がり。(ブローやアイロンはなし)

質感も巻けるくらい自然な仕上がりです。
デメリットの項目で酸性ストレートはクセが伸びきらないこともあると上記で解説しましたが、上手くやれば上記のようなある程度のクセでも伸ばすことはできます。

長さは絶対に短くしたくないとのオーダーのため根元から中間部分のみ施術。

ハンドドライのみ。
かなりリスクのある部分は触らないというのも一つの手です。

ハードダメージで他美容室では施術を断られしまったお客様。
かなりのリスクはありますが、リスクを許容いただき毛先まで施術することに。

プレミアムケアで対応。
ハンドドライのみでここまでなればお客様のご自宅での再現性をあります。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、下3つのパターンは割とクセが強い髪質です。
酸性ストレートのデメリットである伸びきらない可能性があるというポイントは技術力でカバーしたパターンです。
仕上がりでストレートアイロンなどは一切入れていないリアルなビフォーアフターです。
→お客様目線では特に違いはない
→痛みにくいだけ痛まないことは全然ない
・メリット
→痛みに弱い髪にもできる可能性が高い
・デメリット
→時間がかかる/効果/伸びきらないこともある
酸性ストレートは美容師にとって対応できるお客様が増える素晴らしい技術です。
しかし酸性施術がハマる髪の毛は割とせまいので、予約の際は自分で判断せずに普通の縮毛矯正で施術するべきか、酸性ストレートで施術するべきか信頼できる美容師さんにジャッチしてもらうことが大切です。
酸性ストレートをお考えの方の予約前の参考になれば嬉しいです!
都内にいらっしゃれる距離のお客様でどうしたらいいかよくわからないという方はぜひクーラにご相談ください。
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さらに詳しく知りたい方は美容師さん向けに酸性ストレートを解説している僕のブログみてもらえると参考になると思います。
»【痛まない!?】酸性ストレート/ 縮毛矯正って結局どうなん?導入必須?やり方は?全てのHOWに答える!
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