【ブリーチ毛でもOK!】縮毛矯正するなら酸性ストレート一択。
2024/04/10
火曜日
03-5766-0045
渋谷、原宿・美容院・Cura(クーラ)>縮毛矯正>【ブリーチ毛でもOK!】縮毛矯正するなら酸性ストレート一択。
2024/04/10
※2024 8/23 更新。
こんにちは!
表参道・原宿のケミカルが得意な美容室Curaのトップスタイリスト 森です。
今回は新規のお客様のご来店とお悩みが多い
ブリーチ履歴のある髪の毛に縮毛矯正をかける
というテーマで記事を書いていきます。
《この記事を読んでほしい方》
・ブリーチすると縮毛矯正ができなくなると知らなかった・・・
・カラーをお任せしたらハイライトを入れられてしまった・・・
・縮毛矯正をやめたかったけどやっぱりしないと厳しい・・・
こんなお悩みでご来店されるお客様が多いので、今回は同じようなお悩みを抱えている方に現役の都内激戦区で働く美容師として参考になる記事書けたらと思います。
《この記事を書いている人》
森 正臣
自己紹介を簡単に都内で13年美容師をやっていてパーマや縮毛矯正のような薬剤を扱う施術が得意な美容師です。(※パーマと縮毛矯正の原理は同じです。)
※新美容出版の経営とサイエンス2022年4月号にて酸性ストレート企画
※新美容出版SHINBIYO2023年5月号にて縮毛矯正とカラーの同時施術企画
縮毛矯正/酸性ストレートともに紙面に出させていただくくらいには勉強できていると思うので、この記事はある程度信頼はしていただけると思います。
美容師さん向けに薬剤ケミカルを教えるYouTubeチャンネル、ブログやっておりますので情報の信頼性を確認されたい方はぜひチェックしてみてください!
酸性ストレートも紙面に出させていただくくらいには勉強できていると思うので、この記事はある程度信頼はしていただけると思います。
《この記事を読んだ後に》
・ブリーチ毛に縮毛矯正をかけるリスクがわかる
・縮毛矯正を施術してくれそうな美容室の目星がつく
髪の毛に残された強度によりますがかけることができる場合が多いです。
ブリーチ履歴のある髪の毛に縮毛矯正をかける場合は、酸性ストレートで行うことが最有力です。
アルカリダメージに弱くなっているブリーチ毛に対して従来のアルカリ縮毛矯正は危険です。
ブリーチ履歴のある髪の毛に対して縮毛矯正施術は美容室によっては断られてしまうことがほとんどです。
その理由としてはダメージに弱くなっているブリーチ毛に従来の縮毛矯正剤のではどんなに弱いものを選んでも強すぎてブリーチ毛が薬剤に耐えられないためです。
ここでダメージに弱いとしているのは「アルカリ」に対してです。
詳しくは下の項目で書いていきますが、そのためにブリーチ毛に対して縮毛矯正施術は酸性ストレートが適しています。
ブリーチ毛はブリーチによって髪の毛の組織が破壊されて明るくなります。髪の毛の体力がほとんどなくなっている状態体力が0になると切れたり、ビビります。
なのでなるべく優しい薬剤での施術が余儀なくされますが優しい薬剤での施術はクセが伸びきりません。
ブリーチ毛への縮毛矯正はストライクゾーンが狭い施術なので断られてしまうことが多いです。
上記で解説した通り薬剤のストライクゾーンが狭いので、
・薬剤が強すぎれば・・・・・ビビる、切れる
・優しすぎれば・・・・・伸びない
のどちらかの失敗の可能性が多いにあります。
薬剤が強すぎる失敗をしてしまうと取り返しがつかないので、施術をお願いする場合ある程度覚悟は必要です。
酸性ストレートでの施術が一番有効です。
ブリーチ毛はアルカリに対して髪の毛が弱くなっているのでアルカリを使わない縮毛矯正施術(酸性ストレート)であれば施術が可能な場合が多いです。
酸性ストレートについて『よくわからない』という方は、下の記事読んでいただけると簡単に雰囲気はつかめると思いますので、参考にしてみてください。
まずはじめにブリーチ毛に縮毛矯正をかけたいときに絶対に抑えて置きたい3つのポイントは
・失敗も覚悟する
・髪の毛の履歴をなるべく明確に伝える
・美容室選びに気をつける
です。
上記の3つを理解しておくとブリーチ毛に縮毛矯正をかけられる確率は上がり、失敗のリスクもかなり
抑えられるはずです。
順をおって解説していきます。
いきなり絶望的な見出しになってしまいましたが、ブリーチ毛に縮毛矯正をかけたいならこの覚悟を持つことは必須です。
僕が実際にブリーチ履歴のあるお客様に縮毛矯正をする場合は、この覚悟が持てない方に施術は絶対にしません。
(普段から自分が担当しているお客様は別です。)
初回のお客様への施術の場合、美容師にとってぶっつけ本番です。
そこに美容室の施術の中でトップクラスに難しいブリーチ毛への縮毛矯正をするとなるといかに不確実なことかはお客様にも伝わると思います。
失敗の覚悟をもつに当たって失敗の種類について触れておきます。
上記で解説した通りストライクゾーンが狭いので、
・薬剤が強すぎれば・・・・・ビビる、切れる
・優しすぎれば・・・・・伸びない
のどちらかの失敗の可能性が多いにあります。
薬剤が強すぎる失敗をしてしまうと取り返しがつかないので、相当な覚悟が必要です。
この項目は失敗の可能性を圧倒に下げるのに非常に大切なので、箇条書きでポイントをピックアップしました。
・ブリーチはどのくらい前か
・何回ブリーチしたか
・当時明るさが全開の時の写真があればみせる
・そのあとのカラー履歴(明るくしたか暗くしたか)もなるべく伝える
正確に伝えられるだけ失敗の確率は下がっていくと思ってもいいです。
※注意
「1年前なのでもうブリーチ部分はないと思います!」
なんて言われることが多いのですが、髪の毛が伸びるのは平均して1ヶ月で約1cmです。
ということは1年で13〜5cmほどしか伸びないのでよっぽどショートの方で出ない限りは、ブリーチ部分がなくなるということないので注意しましょう。
どの施術もそうですが最終的には美容室選びが一番大切です。
美容室というよりは美容師さんかもしれません。
ほとんどの美容室で、ブリーチ毛への縮毛矯正は断られてしまいます。
断られる理由は3つ
・薬剤がない(酸性の薬剤)
・薬剤知識がない
・経験がない
です。
基本的にパーマ/縮毛矯正に力を入れているお店でない限り、ブリーチ毛に縮毛矯正ができるスペックの薬剤はありません。
酸性ストレートというメニューがない場合は、断られてしまうことが多いと思います。
かといってメニューがあるから絶対にできるというものでもありません。
※パーマと縮毛矯正の薬剤は表示と材質が違うだけで内容は同じ。
パーマや縮毛矯正を売りにしているお店をピックアップするのがポイントの1つです。
逆に失敗する覚悟が持てない方、安全第一で施術を受けたい場合は、髪質改善サロンがおすすめです。
髪質改善は多少クセが伸びることもあります。
髪質改善について詳しくはこちら↓
そもそもパーマでも、縮毛矯正でも薬剤コントロールができるお店の方が少ないです。
ブリーチ毛には薬剤コントロール技術力が必須です。
同じ美容室の中にも薬剤コントロールができる人とできない人がいるので、行きたい美容室を見つけたらその中の縮毛矯正が得意そうな人にお願いするのがベターかと思います。
美容師は技術職がゆえに経験の厚みが仕上がりのクオリティを左右します。
ブリーチ毛に対して縮毛矯正を施術したことない美容師さんの方が多いです。
最近では、SNSなどで美容師さんの活動などチェックできるので確認してみると◎。
私もよくお電話で
「ブリーチしているけど縮毛矯正できますか?」
というお問い合わせをいただきますが、美容師側の意見としてはみてみないとどんなに詳しくご説明いただいても全くわからないというところが正直なところです。
なので行きたい美容室を見つけたら、髪の毛のカウンセリングだけでいってもいいか問い合わせてみるといいかもしれません。
できそうであればそのまま施術をお願いしたり、無理そうならトリートメントお願いしたり。
信頼できる美容師さんに相談しましょう。
あとは少し前の口コミになりますが予約サイトの口コミなどを確認してみるのもいいかもしれません。
私を例に出すと
4か月前にブリーチをした部分にパーマをあてて欲しいという無茶ぶりにも、チャレンジ精神を持って施術してくださいました!
カウンセリング時に相談をし、デジタルパーマをあててもらうことに。実際やってみないと分からないとのことでしたが、担当スタイリストさんの技術がすばらしいこともあり、理想通りのパーマに仕上げていただきました。
施術中もパーマについていろいろ教えてくださいましたし、有意義な時間を過ごせました。
パーマどうしようかお悩みの方、絶対おすすめです!
ありがとうございました。また伺います。
初来店でした。
パーマが上手いお店を探して、ここに辿り着きました。
違うお店で、4年くらい前に一度パーマをかけましたが、失敗されてしまい片側だけグリグリに…。
そこからパーマをかけるのは怖くなってやめていたのですが、癖毛で悩んでいたり、パーマのスタイルに魅力を感じていたため、思い切ってお願いすることにしました。
しかしブリーチを何回かしていてダメージ毛なのでと伝えると、かけられないかもしれないですがカウンセリングだけでも、と丁寧なメッセージをいただいたので伺いました。
担当スタイリストさんからは、丁寧な説明・カウンセリングがあり、安心して施術を受けられました。
ただ、薬液が思いっきり耳に入ってきたのと、ロッド?がずっと目の上辺りにあってチクチクしていたのが不快でした。
しかし、アシスタントの方々の接客も、丁寧でよかったです。
結果、パーマはとても綺麗にかけていただきました!
周りからも好評ですごく気に入っています♪
ただ、かなり濡らさないとパーマが出ないのと、入浴後乾かすのが少し難しいです。
ですがとても満足しています。
またお願いしたいと思います、ありがとうございました。
僕は普段パーマを推していますが、 上記でもパーマと縮毛矯正の薬剤の根本は同じです。
パーマはカールをつけるぶん縮毛矯正より難しいのでブリーチ毛への縮毛矯正の先にブリーチ毛へのパーマがあります。
ですので他店さんよりはブリーチ毛へ施術できる可能性はかなり高いと思います。
表参道、原宿エリアが来店可能範囲であればぜひCuraもご検討ください!
ご相談だけでも気軽にご連絡いただければと思います。
最高難度のブリーチと縮毛矯正の同日施術について話している動画もありますので、気になる方はご覧いただけたらと思います。
ぜひCuraでかけてみたいという方いらっしゃれば、
・希望スタイル
・髪質
・髪の毛の履歴
に合わせてベストな施術を選ばせていただきます☆
あなたの髪の毛に合わせて最新技術を駆使して全力を尽くして施術させていただきますので安心してお任せください。
お電話でのお問い合わせでは、"ホームページを見た"とお伝え頂ければ適用いたします。
下記電話番号クリックでお店に繋がります。
<大切にしていること>
・ご自宅での再現性
・扱いやすさ
・似合わせ
この三つを大切にヘアスタイルご提案させて頂きます!
髪の毛にかける時間は短くしてもっと素敵なヘアに!
カット・パーマが得意です^^話やすさNo.1☆笑
美容師さん向けにブログも書いているので、ケミカルが好きな方は是非ご覧ください!
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《この記事を読んでほしい方》 ・酸性ストレートに興味をお持ちの方 ・酸性ストレートと酸熱トリートメントの違いを知りたい方 ・やってみたいけど怖い ・すでに酸性ストレートに失敗してしまった方 ・ブリーチをしていて縮毛矯正を断られてしまった方 ・酸性ストレートのメリット/デメリットを知りたい! 「何がなんだかわからないよーでも髪の毛はキレイにしたい!」 インスタで「#酸性ストレート」と検索しても酸熱トリートメントや髪質改善、縮毛矯正など関係ない記事が出てきてしまってよくわかりませんよね? そんな方に参考になると思いますので最後まで読んでいただけたらと思います!
《この記事を書いている人》 森 正臣 都内で13年美容師をやっていてパーマや縮毛矯正のような薬剤を扱う施術が得意な美容師です。(※パーマと縮毛矯正の原理は同じです。) ※新美容出版の経営とサイエンス2022年4月号にて酸性ストレート企画 ※新美容出版SHINBIYO2023年5月号にて縮毛矯正とカラーの同時施術企画 縮毛矯正/酸性ストレートともに美容業界紙に出させていただくくらいには勉強できていると思うので、この記事も信頼はしていただけると思います。
美容師さん向けに薬剤ケミカルを教えるYouTubeチャンネル、ブログやっておりますので情報の信頼性を確認されたい方はぜひチェックしてみてください!
→ブログ:パーマ塾 →YouTube:パーマ塾 ↪︎森 正臣のプロフィール
《この記事を読んだ後に》 ・自分に酸性ストレートがあっているのかわかる ・酸性ストレートについて理解できる ・酸性ストレートのメリット/デメリットがわかる
自分の今の髪の毛には酸性ストレートが向いているのか、はたまた普通の縮毛矯正が向いているのか? 何か一つでも参考になる知識持って帰っていただけたらと思います。
この記事の動画バージョンはこちら
【1】縮毛矯正と酸性ストレートって何が違うの? 使う1剤のpHがアルカリ性であれば、通常の縮毛矯正。 使う1剤がpHが酸性であれば、酸性ストレートとなります。
なんで話題になっているのか? それは というイメージが大きいと思います!
美容師さん、お客様の美容化学リテラシーの向上によって、 「アルカリが髪の毛のダメージの原因だよね!」 というのはなんとなく誰にでも通じるようになってきていると思います。
※従来の通常のカラー、パーマ、縮毛矯正は上記でふれたようにアルカリ性です。
そして弱酸性ってどっちかというといいイメージですよね。 実際にこんな図を作りました⇓ 出典:パーマ塾
中学校でやったリトマス紙のやつです。
髪の毛はpH4.5〜5.5の弱酸性領域が安定します。(等電点といいます。)
ちなみにアルカリ域のパーマや縮毛矯正はpH8〜9くらいで施術し、 酸性施術はpH4〜6くらいで施術が大まかな値です。
そんな酸性優しいイメージのもと酸性ストレートは髪の毛に優しいクセを伸ばす施術として猛プッシュされています! しかし酸性すぎるのも髪の毛がかなりやばくなってしまうことも。
【2】酸性ストレートのメリット/デメリット 《酸性ストレートが向いている髪質》 ・極度のダメージ毛 ・ブリーチ毛 ・エイジング毛 アルカリダメージがないので従来なら縮毛矯正の施術を断られてしまうようなダメージに弱い髪質の方への施術を可能になることが酸性ストレートの大きなメリットです。
▼メリットを深掘り! 従来の縮毛矯正はアルカリで施術します。 冒頭で簡単にふれましたが、髪の毛はアルカリによってダメージします。カラーもパーマも縮毛矯正もアルカリ施術が基本です。
髪の毛は生えてきた段階の健康毛がアルカリ防御力100だとしたら日々の生活やカラーや縮毛矯正で徐々に防御力が減ってきます。
あくまでもイメージですが、 アルカリ縮毛矯正を1回した時のアルカリ攻撃力(ダメージ)が10 酸性縮毛矯正を1回した時のアルカリ攻撃力(ダメージ)が0
・極端に痛んでしまった髪の毛 ・ブリーチ毛 ・エイジング毛 上記のような髪の毛は防御力は10くらい
少しでもアルカリに振ると髪の毛がビリビリになったり、ちぎれたりしてしまうので普通の縮毛矯正のアルカリ攻撃力10に耐えられないのです。
そこで酸性ストレートの出番です。 酸性ストレートはアルカリでのダメージは0なので上記のような防御力のない髪の毛に対しても施術できてしまう。
これが酸性ストレートの最強のメリットです。
《酸性ストレートのデメリット/向いていない髪質》 ・時間がかかる ・料金が高い ・クセが伸びきらないことも多い ・健康毛には向いていない 施術工程が多い分時間がかかり、薬剤コスト、導入コストも高いので料金も従来の縮毛矯正より高いです。 よくも悪くも髪の毛へのアプローチが優しいので、健康毛や強いクセ毛を伸ばし切るのが難しい側面もあります。
▼時間がかかる
そもそも1剤の放置時間が通常の縮毛矯正の倍近くあったりとお店によりますが ・アルカリ縮毛矯正だと3時間 ・酸性ストレートだと3時間半〜4時間 こんなイメージです。
▼アルカリ縮毛矯正より料金が高い 施術料金は2〜4万円くらい 上記で説明した通り施術時間は長くなるので、その分料金は高単価になります。
▼クセが伸びきらない 健康な髪の毛を酸性ストレートでバシッとクセを伸ばすのは、なかなか難しいです。
美容師さんの中には酸性ストレートを専門にして極めている方もいるので、そんな仙人のような美容師さんに一発で当たればいいですがそんな美容師さんは1000人に1人いるかいないかだと思います。
なのでSNSやブログでみる酸性ストレートのビフォー、アフターはクセほとんどないものが多いのも事実。 髪質改善のメニューとして酸性ストレートをやっているお店も多いようです。
酸性ストレートが普通の縮毛矯正よりもクセが伸びにくいことを書いている美容師さんは少ないですが、最前線の意見はコレです。
僕も美容師の中では割とケミカルに精通している方かと自負していますが、僕よりも上をいく仙人級美容師、薬剤開発研究員の方のお話聞いても という意見が多いです。 酸性領域=髪の毛に優しい いい意味でも悪い意味でも髪の毛に優しいのです。
なので髪の毛には優しいけどクセを伸ばすために縮毛矯正をするならダメージが少ないからといって、酸性ストレート一択に絞るのは違うこともあります。
マニアックすぎる酸性ストレートの危険性に関して解説したブログを最後にリンク貼っておきます。 気になる方はご覧ください!
【3】酸性ストレートと酸熱トリートメントの違いって? ・酸性ストレートは縮毛矯正。 ・酸熱トリートメントはトリートメント。 酸熱トリートメントには髪の毛の形を変える力はほとんどありませんが、酸性ストレートは縮毛矯正なのでクセを伸ばしたい場合に有効です。 髪の毛の質感をよくしたい場合は、酸熱トリートメント。 クセを伸ばしたい場合は、酸性ストレートという分類です。
さらに詳しく酸熱トリートメントについて知りたい方はこちらの記事がオススメです。
▼酸性ストレートの特徴 縮毛矯正なので、ある程度のクセは伸ばせます。 カラーやパーマを一度もやったことのない髪の毛に対してはあまり向いていません。
▼酸熱トリートメントの特徴 髪の毛に架橋を作ってハリコシを出します。 アイロンによって水抜きを行うタイミングで架橋が成立します。 その架橋によって少しクセが弱まったように感じや、まとまりが出ますが持続性は縮毛矯正ほどはありません。
【4】酸性ストレートは実際痛まないの? 酸性ストレートだから痛まないということはありません。 アルカリでのダメージこそありませんが、薬剤やアイロンでのダメージは確実にあります。 痛まない縮毛矯正として施術を受けるのは危険です。
▼酸性ストレートのダメージを深掘り
〇〇〇カラーは痛まないと酸性ストレートはダメージレスとか甘い言葉をたまに目にしますが、美容室の施術の中で痛まない施術はありません。 これは紛れもない真実です。
もしこれを否定するような痛まないパーマ、縮毛矯正、ヘアカラーを発表できたとしたらノーベル賞を取れるのではないかと思います笑
何か髪の毛に施術をするということは確実に髪の毛に対して負荷はかけています。 アルカリダメージという側面では痛まないというだけで、他側面からみれば普通に痛みます。
【5】酸性ストレートと縮毛矯正どっちがいい? 酸性ストレートがいい場合はダメージ毛。 健康毛であれば縮毛矯正がオススメです。 ダメージ度合いにもよるので、自分で決めるというよりは信頼できる美容師さんと一緒に決めていくこと。
▼まとめ! 僕自身日々の営業で酸性ストレートを施術している訳ですが、酸性ストレートについて予約前に知っておいてほしいことがあります。
2019年から本格的に酸性ストレートを触ってきてたどり着いた答えです。 酸性ストレートを無理やり施術して髪の毛がビリビリに傷んでしまうケースは本当に多いです。
確かに痛みにくいなら 「普通の縮毛矯正よりも酸性ストレートの方がいいじゃん!」 と思う方多いと思います。 そもそも縮毛矯正をされる目的は「クセを伸ばしたい」の方が大半だと思います。
いくら痛みにくいとはいえ、クセが伸びないなら本末転倒。 上記で解説した酸熱トリートメントをクセを伸ばすことを狙って施術しても数日しかまとまらなかったという失敗もよく聞きます。 なので、僕は「それならアルカリ縮毛矯正で痛みにくいように最小限のアルカリで縮毛矯正でやる」という考えのもと施術をしています。 僕はこのあたりで縮毛矯正施術をするのが好きです。
ダメージを抑えながら、縮毛矯正の伸びの安定感はしっかりとっていく。(いいとこ取りです。) しかし少しでもアルカリ性に振ったらやばい髪の毛
《アルカリがやばい毛》 ・ブリーチ毛 ・細毛のエイジング毛 ・過度なダメージ毛 ・極度の細毛
上記のような髪の状態の時に酸性ストレートのメリットがデメリットを上回ると思うのでそんなときに酸性ストレートがおすすめです。 というかアルカリではできない場合が多いので酸性一択です。
この記事を読んでくださっている方で自分が《アルカリがやばい毛》に正確にあてはまっているか、いないかわかる方は少ないと思います。 酸性ストレートがハマる髪質の方は、アルカリより圧倒的に少ないです。
そもそもお客様が縮毛矯正の施術方法を指定して予約するのは少しリスキーです。 風邪をひいて病院に行って処方箋を自分で出す方はいませんよね? その時の風邪の症状(髪の毛の状態)に合わせて薬(施術方法)を処方してもらうはずです。
縮毛矯正も同じです。
痛みにくいといえど髪質にあっていない施術であればクセを伸ばすという目的を果たせないこともあるので、 酸性ストレートを決め打ちして予約するのは失敗のリスクもあるので少し注意が必要です。
普通の縮毛矯正もできて、酸性ストレートもできる美容室でしっかりと毛髪診断をしてもらい適切な施術をしてもらうことが現役美容師としておすすめです。 《アルカリがやばい毛》に全く当てはまらない方に関しては無理して酸性ストレートのあるお店を選ばなくていいと思います。
逆に縮毛矯正を何度か断られてしまったような髪質の方は酸性ストレートでないとできない可能性が高いので酸性ストレートのできる美容室に相談してみましょう。
【6】酸性ストレート施術 ビフォー/アフター ▼アルカリ縮毛矯正と酸性ストレート同時施術 ◆Before 根元/中間 → 弱アルカリ性 毛先 →
酸性
◆After と使い分けることで最小限のダメージでピシッとした仕上がり目指せます。 上記はハンドドライのみです。 ブローもアイロンも一切なしです。
難しい髪質の場合は酸性ストレートで施術します。
▼エイジング毛×白髪染め×ブリーチ(ハイライト)×健康毛(根元新生部) ◆Before このような複合的な履歴がある場合は、縮毛矯正がもっとも難しいです。 この場合は根元から毛先まで酸性ストレートで施術します。 ◆After ドライのみの仕上がり。(ブローやアイロンはなし)
質感も巻けるくらい自然な仕上がりです。 デメリットの項目で酸性ストレートはクセが伸びきらないこともあると上記で解説しましたが、上手くやれば上記のようなある程度のクセでも伸ばすことはできます。
▼複数回ブリーチ履歴(ヘアカラーは他店さんです) ◆Before 長さは絶対に短くしたくないとのオーダーのため根元から中間部分のみ施術。 ◆After ハンドドライのみ。 かなりリスクのある部分は触らないというのも一つの手です。 ▼ブリーチ複数回ハードダメージ全頭 ◆Before ハードダメージで他美容室では施術を断られしまったお客様。 かなりのリスクはありますが、リスクを許容いただき毛先まで施術することに。 ◆After プレミアムケアで対応。 ハンドドライのみでここまでなればお客様のご自宅での再現性をあります。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、下3つのパターンは割とクセが強い髪質です。 酸性ストレートのデメリットである伸びきらない可能性があるというポイントは技術力でカバーしたパターンです。
仕上がりでストレートアイロンなどは一切入れていないリアルなビフォーアフターです。
【7】酸性ストレートのQ&A Q.酸性ストレートのデメリットは?
A.酸性ストレートでないといけない髪質は少なく 施術料金は縮毛矯正より高いことが多い。 美容師のスキルへの依存が高いため美容室選びは重要。
Q.酸性ストレートに向いている人は? A.細毛、軟毛、ブリーチ毛、ハイダメージ毛。
Q.酸性ストレートと縮毛矯正のどちらがいいですか? A.酸性ストレートでないとできない施術の場合のみ酸性ストレートを受けることをおすすめします。
Q.酸性ストレートはどのくらい持ちますか? A.1〜2年。 一度施術した部分は通常の縮毛矯正だと半永久と言われますが、それより持続期間は短いように感じます。 Q.酸性ストレート危ない? A.アルカリ縮毛矯正での施術が向いている髪の毛に無理に酸性ストレートでかけようとすると 酸性ストレート剤の濃度を高くするか、 アイロンの熱を使って無理やり施術することになるので危ないこともあります。
Q.酸性ストレートの値段はいくらくらい? A.20000〜40000円が相場です。
Q.酸性ストレート 半永久? A.アルカリ縮毛矯正よりは持ちは劣り半永久とは言えないです。
Q.酸性ストレートと縮毛矯正の違い? A.1剤のpHが酸性かアルカリ性かによって酸性ストレートか縮毛矯正(アルカリ縮毛矯正)と呼び方が変わります。
Q.酸性ストレートはボブでもできる? A.ボブでも可能ですが、髪の毛をアルカリで膨らませないので自然なカールはアルカリ縮毛矯正よりつけにくいです。
【8】まとめ ▼縮毛矯正と酸性ストレートの違い →お客様目線では特に違いはない ▼酸性ストレートは痛まない? →痛みにくいだけ痛まないことは全然ない ▼メリット/デメリット ・メリット→痛みに弱い髪にもできる可能性が高い ・デメリット→時間がかかる/効果/伸びきらないこともある
酸性ストレートは美容師にとって対応できるお客様が増える素晴らしい技術です。
しかし酸性施術がハマる髪の毛は割とせまいので、予約の際は自分で判断せずに普通の縮毛矯正で施術するべきか、酸性ストレートで施術するべきか信頼できる美容師さんにジャッチしてもらうことが大切です。
酸性ストレートをお考えの方の予約前の参考になれば嬉しいです! 都内にいらっしゃれる距離のお客様でどうしたらいいかよくわからないという方はぜひクーラにご相談ください。
アルカリ縮毛矯正も酸性ストレートも髪質改善の種類も豊富なクーラであなたの髪の毛にぴったりの処方お任せください!
さらに詳しく知りたい方は美容師さん向けに酸性ストレートを解説している僕のブログみてもらえると参考になると思います。 »【痛まない!?】酸性ストレート/ 縮毛矯正って結局どうなん?導入必須?やり方は?全てのHOWに答える! 酸熱トリートメント、サイエンスアクア、ウルトワ、髪質改善トリートメント何がなんだかわからない! という方はコチラ
森の縮毛矯正のご予約は
※現在森は新規のお客様(ご紹介の方は除く)は平日のみ対応しております。
我こそは難しい髪質という方はご相談ください!
【9】関連記事 ▼酸性のデジタルパーマについての記事 ▼縮毛矯正と白髪染めを同時にできる?
よりマニアックに知りたい方は美容師さん向けに酸性ストレートの危険性を解説した私のマニアブログの方もみてみてください。
・希望スタイル ・髪質 ・髪の毛の履歴 に合わせてベストな施術を選ばせていただきます☆ あなたの髪の毛に合わせて最新技術を駆使して全力を尽くして施術させていただきますので安心してお任せください。
美容師さん向けにパーマケミカルの解説ブログも書いていますので、さらに縮毛矯正について詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
お電話でのお問い合わせでは、"ホームページを見た"とお伝え頂ければ適用いたします。 下記電話番号クリックでお店に繋がります。 03−5766−0045 東京都渋谷区神宮前6-16-13 NAIAS神宮前4F