ボブにパーマをかけたいと思った時に読んで置くべき注意事項
2019/08/28
火曜日
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2019/08/28
こんにちは!
渋谷の美容室Curaのトップスタイリスト森です。
今回はパーマが得意な美容師としてボブレングス(長さ)でパーマをかけたい時、かける前に注意して置きたいことを【お客様目線】でピックアップして解説していきたいと思います。
【読んで欲しい方】
・これからパーマをかけようと考えている方
・ボブの長さではじめてパーマかけたいけどわからないことが多い
・前回失敗経験がある
《読んだあとに》
・パーマのオーダーの仕方がわかる
・パーマじゃできないスタイルがわかる
・今まで知らなかった意外な事実がわかる
そんな内容になっております。
世の中にはパーマに苦手意識がある方がまだ多いですが、実はかけてしまうと毎朝楽チンになります!
何か参考になれば幸いです!
希望スタイルがある場合でボブスタイルにパーマをかけたい時に抑えておくべき最重要事項は、そのヘアスタイルが本当にパーマスタイルなのか、コテ巻きで作られたスタイルなのかを知っておく必要です。
ヘアカタログやインスタグラムでパーマスタイルとして打ち出されているヘアスタイルのほとんどはコテ巻きで作られているスタイルです
せっかく決意を決めて美容室に行ったのに
「このスタイルはパーマではできません」
なんて言われてしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
僕ら美容師からすれば、コテ巻きかパーマかの違いは見ればだいたいはわかりますが、お客様目線ではどれがパーマでどれがコテ巻きかなんてわかりませんよね?
文章で説明するのは難しいですが、ボブの長さで根元・上の方から大きいカールが出ているスタイルや外ハネのスタイルはコテ巻きの場合が多いです。
↑コテ巻き
ボブにパーマをかける場合は、このように少し細かく散ったカールになります。
↓パーマ
「コテ巻きっぽいパーマならデジタルパーマでやればいいんじゃないの?」
なんてご質問いただく場合もありますが、確かにコテ巻きっぽいカール感が一番得意なパーマはデジタルパーマですが、ボブの長さでデジタルパーマをかけてもマックス2回転ほどです
さらに髪の毛が短いのでご自宅での再現が難しい。
こんな問題が出てきます。
ボブの長さでデジタルパーマをかける場合は、だいたいはワンカールを狙うスタイルに使います。
※それ以上かけたい場合は自宅での再現が難しいため
ロングスタイル場合は割とこれくらいはできます。
これはボブにパーマというところからもう少し広い視点になりますが、
髪の毛が痛みすぎている場合はパーマがかけられない場合もあります。
よく髪の毛の例えで出される手巻き寿司
髪の毛は手巻き寿司のように3層に別れていて
第1層:のり(キューティクル)
第2層:お米(コルテックス)
第3層:具(メデュラ)
このように例えることができます
諸説ありますがパーマやカラーはこのご飯の部分にアプローチをかけていくことが有力とされています
髪の毛がダメージしてくるとのりが剥がれ、お米は剥き出しになりだんだんとお米の量が減ってきます。
パーマはお米にアプローチをかけるので、お米の量が少ないとパーマがかかる部分が少なくなってしまうためセオリー通りパーマをかけても思うように出ないこともあります。
この理由から痛みすぎているとパーマがかけれれないということがおきます。
そして、髪質によってはスタートからお米の量が少ない方もいらっしゃいます。
それが細毛の方です。
お米の量が元から少ないので、髪の毛が細いと思ってもらっていいです
※もともとの髪質が原因なのでキューティクルが剥離していたり元から痛んでいるというわけではありません。
お米の量が少ない方にパーマをかけてももともと持っているお米の量が少ないので、うまくパーマをかけても髪の毛がもつ弾力やしなやかさがないので髪の毛を乾かしたときにはパーマが出ないということがおきます。
これに関しては適切な毛髪診断が必要なので信頼できる美容師さんと相談することがおすすめです。
意外と知られていませんが、基本的にブリーチしている髪の毛にはパーマ、縮毛矯正の施術はおすすめできません。
というか97%断られると思います。
何故かというと
髪の毛は基本的には修復しないため、生えてきたばかりの髪の毛が100点だとすると、徐々に痛んでいくので減点法として考えます。
一回のカラー:−3点
一回のパーマ:−4点
一回の縮毛矯正:−7点
というイメージです(※あくまでもイメージです、本来ダメージは数値化できません)
そんな中ブリーチは
一回のブリーチ:−80点
これくらいの破壊力を持っています
なので100点の髪の毛からやったとしても残り20点になってしまうイメージです
髪の毛の持ち点が0点になってしまうと
カラーで0点になれば → 切れる
パーマ・縮毛矯正で0点になれば → ビビります
なのでブリーチを施術している髪の毛の持ち点は1〜20点の間
さらに普通に生活しているだけでも髪の毛は痛んできます
いかに危険かわかりますよね?
さらに【2】の項目で説明したお米の部分はズタボロに破壊されているので、パーマがかかる部分も極めて少なくなってしまっているのでパーマ・縮毛矯正の施術はおすすめではありません。
すでにハイライトやブリーチをしてしまっていて縮毛矯正お悩みの方はこちらも合わせてご覧ください。
・希望スタイルがパーマスタイルか、コテ巻きスタイルかを見極める
・痛みすぎている / 細毛の場合、担当美容師さんに相談する
・ブリーチ / ハイライトをしていない
以上がボブスタイルにパーマをかけたい時に注意しておきたいポイントです。
<大切にしていること>
・ご自宅での再現性
・扱いやすさ
・似合わせ
この三つを大切にヘアスタイルご提案させて頂きます!
髪の毛にかける時間は短くしてもっと素敵なヘアに!
カット・パーマが得意です^^話やすさNo.1☆笑
美容師さん向けにブログも書いているので、ケミカルが好きな方は是非ご覧ください!
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渋谷美容室 Curaのトップスタイリスト 森です
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