黒染め落としをする前に知っておいたほうがいい注意点
2019/09/19
火曜日
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2019/09/19
こんにちは、渋谷ヘアサロンCuraの米村(よねむら)です。
今回は、ハイトーンカラーから黒に戻すための「黒染め」を取り除くべく
「最新の黒染め落とし」についてお伝えしていきたいと思います。
この記事によってあなたの髪の毛が次のカラーで黒染め落としが必要なのか、
という引っかかりが解消されれば幸いです。
黒染めというものを理解しながら
わかりやすくお届けしていきます。
さて、突然ですがカラー剤には染料レベル(色の濃さ)と言うものがあります。
カラーの仕上がりにおいて明るさを決定する重要な項目です。
濃いカラー剤を使えば、暗く、濃く染まることは言うまでもありませんね。
それと濃いカラー剤ほど、過剰なアルカリを使うことになるので
ブリーチ毛に必要以上に濃いカラー剤で染めてしまった場合
「さらにブリーチをしたダメージに匹敵する」
と言っても過言ではありません。
もちろん全ての黒染めがそうではなく、
薬剤の選定によってダメージ具合はだいぶ変わってきます。
おそらくこの記事を読んでいるいるあなたは
「黒染めをしたら明るくならなくなる」
と聞いたはず。
普通のカラーなら1ヶ月ほどで色落ちしていきますが、黒染めは髪の少し残ってしまいます。
例えば、
ブリーチ毛に黒染めをした場合、
・何年経っても色落ちして完全に金髪の明るさに戻ることはありません。
・普通のカラーに黒染めした場合はさらに色落ちを感じません。
このようなことを説明されずに、
黒染め後の提案が疎かになっているように感じます。
様々な事情があり、
一時的に暗くしただけ。ということなら、
また明るめのカラーをやりたい!という自分がいるかもしれませんよね?
だからこそまず、
「どれくらい明るくなりにくい状態なのか」
という部分をカウンセリングで調べていく必要があります。
そこから
「黒染め落としの3つの選択肢」
に繋がっていくわけです。
ここまで、の内容はいかがでしたか?
文章だと伝わり切らない部分もあるので「黒染め」についての詳細を動画にしました。
「黒染め落とし」というと、
黒染めの染料を落とすというところにフォーカスしがちになってしまいますが、
仕上がりのカラーや退色後のイメージを考えると完全に落とす必要はありません。
完全に落とすためにはブリーチが必須ですが、
2週間後、金髪になってよし!
という方ばかりではないですよね?
ですので、まず
「色が抜けた時どれくらい明るくなって大丈夫か」という部分を意識して
ヘアカラーを探してみましょう。
上記でも軽く触れましたが、
ブリーチを使うとほぼ完全に黒染めの染料を取り除くことが出来ます。
※一回のブリーチで完全に落ちるとは限りません。
脱色した後は、金髪になってしまいますので
だいたいの場合は2回カラーすることになります。
具体的には、
①ブリーチを使って染料を落とす
②金髪になった髪に希望の色を入れる
といった具合です。
例えば、カウンセリングで透明感のあるカラーを希望される場合、
ハイトーンならしっかり染料を取るためにブリーチの力を強くしますし、
最近流行りの、暗髪だけど透明感があるカラーならブリーチの力を弱めて
必要以上にダメージしないように黒染め落としをしています。
ちなみに
「ケアブリーチという、髪の毛にタンパク質を補充しながら最小限のダメージで脱色できる最新のブリーチ剤」
がオプションで付けられるので
ダメージが気になる方にはお勧めです。
さて次の方法は、
「ティントコントロール剤を使った黒染め落とし」
ですが、ティントコントロール剤とは何かと申し上げますと
「髪の毛の中に入っている染料だけを壊してくれる薬剤」
のことを言います。
理論上はこの薬剤が一番、黒染め落としに適していることになります。
確かにその通りなのですが、
実際のところ黒染めくらいの濃い染料を
ティントコントロール剤では完全に落とすことは出来ないので
明るめのカラーをしたいなら注意が必要です。
例えばですが、
・ブリーチ歴はないが、暗い色をやり続けた髪のカラーチェンジ
・暖色を何度か続けた髪をしっかり寒色にしたいとき
・最小限のダメージで黒染めを出来るだけ削りたいとき
こういった場合は、ティントコントロール剤で対応した方が良いです。
*実際にティントコントロールを使ったお客様です。
こちらもティントコントロール剤で染料を落とした後に希望色を入れるので、
1日に2回カラーすることになります。
気になるダメージは、
ブリーチの半分といったところです。
あなたが黒染め落としをする目的は、なんだったでしょうか。
「カラーチェンジをする」
このための「方法」として黒染め落としを考えているはずです。
さて、3つ目の方法は
「長期的に黒染めを落とす」ということですが
もしあなたが黒から、
ほんの少し明るい茶色にしたい
と思っているなら、
明るめのカラーを数ヶ月繰り返して、
長期的に黒染めの染料を薄くする方法があります。
どういう事かと言いますと、
「黒染めをしたから明るくならなくなる」
わけではなく
「明るくなりにくくなっている」
状況なわけです。
ですので、
希望の色よりも明るいカラーをすれば
明るさを出すことは可能です。
ここで注意しなければいけないのが、
色味をあまり選べないことです。
明るくすることに特化した薬剤選定の場合、色味を強く出そうとすると効果を邪魔してしまうのです。
つまり、
黒の染料を抜きたいVS 色を入れたい
の対立構造が出来上がってしまうのです。
ですので、数回に渡って明るめのカラーを繰り返し、
透明感が出てきたら色味を入れてやりましょう。
A.市販のものでも染料を落とすことは可能です。その場合一番明るいカラー剤を乗せるか、
ブリーチを使うことになります。かなりダメージを伴うのでおすすめ出来ません。
A.髪質を見て一番ダメージしない薬剤で染料を落とせることです。
今後もカラーなどを続けていくなら確実に美容院でやるべきです。
というわけで今回は、
あまり語られない黒染め落としの方法について、
お客様目線で3つお伝えしていきましたが、いかがだったでしょうか。
黒染め落としをした次のカラーのことも考えながら、
美容師さんと丁寧なカウンセリングをするための
事前学習的な時間になっていたら嬉しいです。
黒染め落としを考えるときは
「最終的にどういう仕上がりになりたいか」
しっかり伝える必要があります。
そしてプロ目線で
継続できるカラーを前提に、最善の提案ができるように、
ライフスタイルを加味したカウンセリングを行っていますので
ぜひ、ご相談に乗らせてください。
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最後までお付き合い頂き、ありがとございます。
カラーのことなら米村(よねむら)にお任せください。
あなたに会えること楽しみにしています!
Cura/原宿店勤務/コテ巻き風パーマの先駆者でもあり全国から注目を集めるトップスタイリスト。すべて技術において安定感があり、外部では様々なセミナー講師・雑誌なども担当している。一人ひとり調合する薬剤でどんな髪質でも対応できる豊富なケミカル知識を有する。【楽にお洒落する】をテーマに、ダメージを最低限に抑えたトレンドヘアを提案しています。
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